水道管 漏水工事
この家も新築当時から20年経過して、ついに庭に埋設してある水道管から漏水が!その出来事の顛末です。
【1】水道管から漏水しているのに気づいたのは、水道メーターの検針の通知からでした。2ヶ月間の水道料金がなんと普段の約10倍の2万円!通知には、「至急調査願います」と書いたメモがついていました。
【2】早速その夜に、庭の水道メーターを見ると家の中で何も水道を使ってないにもかかわらず、水が流れ続けています。トイレや洗面所の元栓を閉めても変わりません。家の外の配管で漏れているのは確かなのですが、どこから漏れているのかさっぱり見当がつきません。
漏れた水もまったくありません。
とりあえず水道局に漏水調査の依頼の電話をしたら明日にでも来てくれるとのこと。
この日から水を使わない時庭の元栓を閉めて、これ以上漏水が増えないようにしました。
【3】翌日、水道局の職員の方2名が来られました。
家の外と中とで二手に分かれて聴診棒で水の漏れていそうな場所を探索します。
ほどなくして、裏庭の水道管からの漏水音が大きいとのこと。今度は裏庭にパイプを刺して土が湿っていないかを丹念に確認していきます。まるで宝探しか地雷除去のようです。
【4】ついに台所の裏の土が湿っているのを発見。この日はこれで終了しました。
【5】翌日は土曜日なので、自分たちで裏庭を掘り起こして漏れた部分を探すことにしました。掘ってみると地面は湿っていますがどうもここではないようです。
【6】1時間ほど掘っても分からないので、近所の水道工事屋さんに電話。別件の作業が終わってから(1時間ほど)で来てくれました。
自分たちが掘った箇所から30cmほど手前の部分を掘ると地面から勢いよく水がブシュー。漏水箇所発見しました。
【7】漏水した箇所です。見えづらいですが、中央にT分岐があります。
【8】庭から台所の水道へのT分岐の部分にほんの小さなクラックが入っていて、そこから漏れ出していたことが分かりました。
でも継ぎ目でもなく、地面が変形や土圧がかかる部分でもないのに、どうやってこんな場所から漏れ出したかは不明です。
【9】新しい水道管と交換しようとしますが、場所が狭い裏庭で、なおかつガス管と排水管も折り重なっている場所で、工事屋さんも一苦労。
【10】塩ビ用接着剤エスロンでつなぎます。
【11】継ぎ足して向きを変えてようやく接着、修理完了しました。
【12】斜め方向から見た状態。
【13】元栓を開けるとメーターは回っていません。他の漏水箇所はないようで一安心です。
最後は自分達で埋め戻しました。
ちなみに今回の水道工事費は、しめて2万円でした。部材が1000円程度と考えるとほとんどが人件費(2名×3時間)ですね。
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JAN 2009 (c)K.Toyoda