ケーブル敷設



最近の新築戸建ではあたりまえになりつつあるBSやケーブルテレビの屋内配線。
家庭内LANを敷設している方もみられます。しかし15年前にはまだまだパソコンが一般的ではない時代、電話のモジュラージャックは1階は玄関、2階は廊下に備え付けられています。(サザエさんでもそうですが、何故昔の家では廊下に電話が定番でした)
先住者の方は電話線を天井に這わして部屋の中に入れていたようですが、それならDKに入れてしまいそこからFAX、ADSLモデムからLANで伸ばしていく考えです。
もっとも今では無線LANという非常にありがたいものがあるのですが・・・。





【1】一階の玄関のモジュラージャックです。すぐ脇にはコンセントがあるのが救いです。これがなければ黒電話?(笑)
NTTのモジュラージャックを勝手にいじることはできないので一度壁に取り込むことにしました。


【2】板に四角い穴を開けてコンセントを新しい穴のほうに移動します。


【3】汎用のケーブル取り出し穴を設けてここから電話線をひっぱりこむことにしました。。


【4】反対側のDKのほうです。こちらも既存のコンセントの脇に取り出し穴を新設します。。


【5】石膏ボードをカッターで切って四角い穴を開けていきます。で、左手に持っているベースを埋め込みます。


【6】穴からデジカメを突っ込んで経路の確認をします。案の定このまま二階まで障害物がないので、ダクトのように二階へのLANケーブルの配管とすることにしました。


【7】二階はちょうどウォークインクローゼット製作で床板をはがした場所にあたります。クローゼットの中にメンテナンス用の作業口を設ける予定。


【8】二階の床にメンテナンス扉を設けるのはやめて、真下の玄関の天井に作ることにしました。


【9】施工後の写真。材料代は約1500円、作業時間は2時間ほどで出来ました。よく事務所の天井にあるのと同じのを使ってます。


【10】ついでに1階DKのエアコン用コンセントが中途半端な位置にあったのでこれも上にずらしました。下のコンセント跡は埋めてしまう予定。


【11】DKに電話を設置してADSLモデムとLANケーブルを敷設完了しました。


【12】1階DKに配線されていた衛星放送のケーブルを2階ウォークインクローゼットの上部に引き回して地上波と混合、そのあと4分配しました。(手前が混合器、奥が4分配器、2つともネットの個人売買で購入)
これで(チューナーさえあれば)どの部屋からも衛星放送を見ることができます。

詳細は下の説明を参照。



テレビ配線の施工前(左)と施工後(右)の比較図です。
二分配器を外して、新しく混合器と四分配器を設置してます。


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DEC 2003 (c)K.Toyoda