
スクーターでタンデムして20分ほどで到着、普段から敷地の一部を常時一般開放していることを初めて知りました・・。

受付ではスタンプラリーをしていて大盛況。

煙突と建屋。

発電機用の変圧器、トランスから発生する熱風が凄いです。

まずはタービン建屋8Fにある食堂ヘ・・・

食堂です。本日はカレー(300円)とラーメン(200円)の限定メニュー。

8Fなので展望が良いかと思ったけど・・・残念ながらボイラー建屋に邪魔されて海が見えません。

2人ともカレーをチョイス。

こちらは普段から見学できるPR館。石炭火力について詳しく紹介されていました。

PR館には屋上庭園がありました。今日は風が強くて楽しめませんが・・。

海賊戦隊ゴーカイジャーショー・・・。ひといっぱい。

発電所内部の見学ツアーを申し込んでまわります。
1グループ14人程度でエレベータに乗り込みました。

配管に隠れてわかりにくいですが高圧タービンがあります。
内部は機械の音で隣で話していても聞こえないくらいです。

まずはタービンと発電機です。青いのが低圧タービン、黄色いものが発電機になります。
3000回転/分だそうで、数百回転の水力発電機に比べてタービンの羽が細かいのが印象的でした。

制御室(運転センター)です。3交替シフトだそうです。
左と中央の机が新1号、新2号機の制御、右側が脱硫装置や処理装置の制御をするところ。
こうしてみるとボイラー&発電機の運転制御よりも、処理装置のPCも人も多く配置されているのが意外でした。

制御卓、この時は1人でオペレートしていました。ひと昔のようにメータやスイッチはほとんどありません。

モニタにあるのは新1号機、新2号機の現在の発電量を示したトレンドグラフ。
夜中は2号機の出力を半分にしていましたが、朝から両方とも定格出力しているのが分かります。

タービン建屋からボイラー建屋に移動して、エレベータで屋上へ。

目の前には更に高い煙突が。三渓園の景観に配慮した形状なんて初めて知りました。

対岸は根岸の精油所です。タンカーが係留されていました。
普段見られない磯子・根岸の工業地帯を海側から見ることができます。

陸上側からは見えにくい南本牧ふ頭も見えます。

眼下には石炭を運んできた貨物船が。

鳥浜町のトヨタの車両運搬船が停まっています。

敷地隣にある東京電力の南横浜火力発電所。LNG発電なのでガスタンクが見えます。

隣の新2号機のボイラー棟が低いのは隣の東京電力の煙突の影響を受けにくくするため掘り下げて低くなったそうです。

IHI(石川島播磨)の浮きドックです。

ボイラー棟の最下部です。

外の施設のほうがプラントっぽいですね。脱硫装置などの世界トップクラスの環境対策が取られているのもうなずけます。

この日はあまりにも風が強くてテントが途中で撤収されるほどでした。万が一テントが飛ばされたら大事故ですからね。