2012/9/1 九都県市合同防災訓練&ヨコハマ海の青と都市の緑を守るフェア


9/1(土)に横浜で、九都県市合同防災訓練とヨコハマ海の青と都市の緑を守るフェアに行ってきました。その模様です。


朝10時過ぎに横浜駅から程近い臨港パークへ。ちなみに予約なし、入場無料です。
九都県市合同防災訓練のための仮設の観覧席ができていています。


出番をまつレスキューネットワークバイク
ちょうどイベント開始時間の10時半。
爆音とともにファントムという自衛隊機が飛び去っていきます。
ファインダーに納める事も出来ず、、、、肉眼でも点でした。。


パトカー先導に救援物資を載せたトラックが入場。
民間のトラックを活用して避難所に物資を搬入するそうです。


途中雨が強くなったときは人が少なくなりましたが大勢の人が見にきています。


米海軍から救援物資を積んだ船が到着しました。
トモダチ作戦を思い出します。


白バイ先導で重機やトラックが入ってきました。
瓦礫や壊れた車で通れなくなった道路を、撤去して
通せるようにすることを「啓開」(けいかい)と言うんですね。


サイレンを鳴らしながら、横浜市消防局のレスキュー車が続々と入ってきました。



消防車だらけ。子供なら大喜びでは?


県警第一機動隊のレスキューも。


米海軍根岸消防署の消防車も駆けつけて倒壊家屋の中の救出訓練をしていました。
災害救助犬も出動していたけど、かなりの多くの人でかなり緊張していた様子。


海上保安庁。言わずとしれた海猿ですね。


航空自衛隊 航空救難団のヘリが向かいのビルで吊り上げています。



横浜消防のヘリから隊員がダイブ!


津波で流された家屋をイメージしています。このあと取り残された人を救出する訓練がありました。



こちらも航空救難団の救助ヘリ。
救助は消防、海保、自衛隊とそれぞれ似たような救助を行ったのだけど、それぞれに特徴がありますな。



海上保安庁の放水


船で帰宅困難者を運搬する船で野田総理が視察に到着。
おぉ、生総理だよ〜!!(遠くて映像パネルを通じての確認だったけど)
12時半頃に合同訓練終了した時に、横浜市長、市議会(?)に続いて総理が挨拶していました。
帰りは黒塗りの車でさっそうと、道路封鎖しながら帰って行かれました。



さて隣の展示ブースを見学しましょう。


起震車で、震度7体験しました。とてもじゃないけど足ってどうのこうのすることなんてできない、
というかこんな揺れになったら、我が家は倒れないのか心配。


ちょうど雨が降ってきたので、テントの下に入らせて貰ったら、自衛隊のテントでした。
陸上自衛隊の野外炊具1号(改)


航空自衛隊の炊事車、陸上自衛隊と微妙にコンセプトが違う気がしました。



いろんなブースが出ていて、公的機関やNPO、関連企業などが展示・紹介していました。



KDDIの移動基地局です。


ライフライン復旧デモンストレーション。
電気やガス、水道などの復旧工事を実演していました。



県警第一機動隊のウニモグ。ごっつい、重そう・・・。


「YR」は「ヨコハマレンジャー」だそうです。
地元横浜市民なのにぜんぜん知りませんでした。



横浜市消防局の特殊車両がずらりと。


アマチュア無線非常連絡会も参加していました。


陸上自衛隊の野外手術システムです。中を見学させてもらえました。



次は市営バスで横浜大桟橋を目指します。

日本大通りでバスを降りてから、大桟橋に向かう途中で、出来たばかりの
アウトドアショップ「MAMMUT(マムート)」発見!
なんでも30日にオープンしたばかりとか。
ちょっと中をのぞかせて貰ったら、ボルダリング(壁登り)設備もあって、面白そうっ!



大桟橋に向かうと、見えてきました!「新しらせ」
今年は厚い氷に阻まれて着岸できなかったというけど、その分、
強化されたヘリ輸送機能が活かされたってことで。
残念ながら見学は時間が遅くて入れなかったけど、その代わりに
南極講義をゆっくり座りながら(寝ながら?)聞くことができました。



大さん橋ホールで南極関係の展示。
環境をテーマにしたヨコハマ海の青と都市の緑を守るフェアは、NPOなどの
展示ブースや極地研の展示、白瀬中尉と南極に関わった人達のパネル展示などがありました。
今の南極観測隊発足時と同じく、白瀬中尉が南極を目指したときも資金難や
物資不足などで苦労したというのがよく分かる展示でした。


帰りは二人してグッタリ。
公共機関を利用して歩く距離を減らしたとはいえ、暑い中重くなった荷物もってウロウロはきつかった〜
とはいえ、お勉強になった一日でした!
「減災・防災は普段からの心構えが大事」ですな

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