2012/10/6 JAXA 地球観測センター 一般公開


10月の3連休に長野に向かう途中、埼玉県鳩山市にあるJAXA 地球観測センターの一般公開に行ってきました。
筑波と違いマイナーな場所なので、展示も1時間もいれば見切れるかな、なんて思っていたのですが
、想像以上に充実した展示・説明員の方々に閉館までじっくり見させていただきました。


3連休で混雑している道路を避けてR16〜八王子〜圏央道〜関越道経由で行きましたが、それでもかなりの時間がかかりました。
山の中を走ると・・・。


パラボラアンテナが目印の、


JAXA地球観測センターに到着。


施設全体はこんな感じ。普段は左上の展示室のみ公開していますが、今回はフルに見ることができます。


特別公開のメインはこの運用棟です。


最初に入ったのはGOSATの運用室。こちらで衛星からの信号を復調し、観測データをダウンロードしてデータを保存しています。


追尾アンテナの運用状況。今はすでにない衛星の名前の"ADEOS"や"MOS-1"を使っていることにびっくり!
改修はしているものの、アンテナ自体は変わらず使っている証拠ですね。


衛星画像を展示しているモニタの向こうでは新しい設備のセットアップ中。なんでも今度打ちあがるALOS-2の適合性試験準備中だとかで、休日にもかかわらず作業中でした。


廊下には過去・現在・そして海外のを含めた観測衛星の画像がずらり。


説明員の方も充実していて、専門的な質問にも答えてくれました。


普段は職員の方が使っている休憩室です。常駐している人はそれほど多くもないのでこじんまりとしています。


では隣の建物の展示室に行ってみましょう。


こちらは普段から開放している施設ですが、なかなかいろいろありました。


こんな感じで、観測衛星をメインにした展示です。


雲仙普賢岳の立体模型もありました。


歴代の観測衛星の数々・・・。観測衛星に太陽電池パネルが片翼しかないのは、 センサを沢山載せられるからです。 でも最近は大型衛星にいっぱいのセンサ、というスタイルより信頼性向上や開発期間が短くなる、ひとつの衛星にひとつのセンサ、という流れになってきています。


おみやげコーナー。普段はありません。今日だけ出張販売だそうです。


今日もパラボラアンテナでデータを取得しています。
千葉・勝浦にも受信局があるそうなので、今度はそちらに行ってみたいものです。


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