鹿児島旅行

2015年の大型連休は、2人そろって8連休!若干割安な連休前半3泊4日で鹿児島に行ってみることにしました。

4/29(水)羽田→鹿児島〜知覧〜鹿児島市内
大型連休前半初日ということもあって、羽田空港は混雑していましたが、それでも早朝よりは落ち着いているのかな?


普段に比べて遅めの時間に羽田を出発して鹿児島へ。昼前に到着して
事前予約していたレンタカーを借りました。
ニッサンのNOTEですが、キーがない(ボタン)には最後まで慣れませんでした。


高速を走り始めてすぐに桜島が見えてきました。大きい!噴煙も上がっています。

初日は時間もないため、知覧の特攻記念館へ行ってみました。
ここには、特攻に使った零戦や、特攻に散った若者達の遺品が展示してありました。
一つ一つがとても重い内容なので、見るのが辛くなってしまいました。
語り部によるお話もあり、同じ日に亡くなった人の人となりや遺品、遺言を紹介していました。

ちょうど数日後には年に一度の慰霊祭が行われるとのことで、その準備ができていました。

知覧のあとは、少し小腹が空いたので、近くにある英国博物館でティータイム
スコーンとおいしい紅茶で貴族気分?

鹿児島市内は路面電車が走っています。
しかしながら、形も色も異なった車両が??
いろんな種類の電車が走っていました。

今回泊まったホテルは鹿児島市街地の天文館へ徒歩圏でした。
呑みにへ行くのは利便性はすごく良いのですが二人とも呑まないので関係なかったかも(笑)


4/30(木)鹿児島〜桜島〜志布志
朝チェックアウトしてすぐ近くにある黎明館(れいめいかん)を見学。
ここでは、大和朝廷時代から現代に至るまでを時代を追って展示してありました。
天文館の夕暮れの展示は、動きがない展示ではありますが、放送を聞くとなかなかおもしろい♪

鹿児島港からフェリーで桜島へ向かいます。

あっという間に到着です。

フェリーなのに料金所みたいなところで後払いにはびっくり!でもこのシステムなら出港時間ぎりぎりでも大丈夫ですね。

桜島ビジターセンターを訪れてみました。
屋根の排水溝が灰対策された変わった形だったりします。

30分ほどのジオツアーに参加してみました。センターのすぐ近くを散策して溶岩と植生の様子を解説してくれました。

国土交通省の桜島国際火山砂防センター
過去の土石流の映像を見ることができます。

湯の平展望所にきました。 あいにく天気が悪くて雲がかかっていて山頂が見えません。

ここには少しですが火山灰が積もっていました。

途中の黒神川にかかる橋です。

両岸に渡って土石流検出用ののワイヤセンサが取り付けられていました。

黒神埋没鳥居です。大正噴火の時に埋まったものだそうです。

この日は志布志の民宿に泊まりました。お風呂は近所の温泉で・・


5/1(金)志布志〜鹿屋〜内之浦〜霧島温泉
夜中、すごい雨でした。 実はすぐ隣の肝付町では記録的な大雨が降って、一部避難勧告が出ているとのことを知りました。
これでは当初の予定の内之浦へいけるかどうか微妙だったので、先に鹿屋市の海上自衛隊の史料館へ行ってみることにしました。

鹿屋から内之浦へ。昨夜の豪雨の後がちらりほらりと残っていますが、走行に支障があるほどでもありませんでした。

内之浦の町からほどなく内之浦宇宙空間観測所へ到着しました。
ゲートで見学手続きをするとセンター内はマイカーで入ることができます。

観測ロケットの発射場です。天井を開けて建物の中から打ち上げるというなんともダイナミックです。

中を覗くと観測ロケットが置いてありました。「S-520-00」ということは試験機ですね。

ふとアンテナを見るとさっきまで天頂を向いていたのに、徐々に傾いてきました。
何かの衛星追跡を開始したようです。


見晴らしの良い展望台から、建屋を見ると・・・塩害でサビサビです。
旧ISASの施設は可哀想な位です。

展示館に寄ってみます。なんとこの展示館、橋の途中に建っているのも珍しく、さらに階段状に塔のように途中途中に展示物がある不思議な構造になっていました。

過去の古い衛星の展示がずらーりと。展示物としてはちょっと古さを否めません。

建物の平面図を見ると・・・実に謎な設計になってますね。
昭和47年築ではバリアフリーとは縁がありません。リニューアルを期待したいけど、その前に運用施設をリニューアルするほうが先か?

帰り道に国民宿舎コスモピア内之浦に寄ってみました。
ロビーにははやぶさのオブジェやイプシロンの資料など、宇宙色あります。 昨晩の大雨の影響は全くないのですが、敬遠されてキャンセルが相次いでしまったとのこと。とほほですね。

ふと気づくと今晩の宿への夕食の時間が近づいてました。
慌てて高速使って霧島温泉へ!

今晩の宿は、「国民宿舎新燃荘」。
名前の通り、新燃岳に近い温泉宿です。
硫黄臭が凄い。息が詰まりそう。


秘湯で有名なのですが、内湯、家族風呂、露天と温泉に関してはさすがの充実っぷり。
強烈な硫黄臭で、鹿児島から帰ってきたあとも数日服や体に残りました。


5/2(土)霧島温泉〜えびの〜霧島〜鹿児島→羽田
翌朝、新燃岳が見える場所まで軽く登ることにしました。
道路沿いからハイキングコースを登ります。

40分ほどで大浪池につきました。
5万年前に形成された古いカルデラですがきれいな形をしています。


この外縁から雲が切れるのと待っていると・・・見えました
噴煙を上げている新燃岳です。

山を下りてすぐに県境を超えると、宮崎県えびの高原があります。
たくさんの観光客で賑わっていました。
エコミュージアムセンターへ。環境省だけに立派な施設です。


赤色立体地図もありました。

夕方レンタカーを返却して、鹿児島空港へ向かいました。
到着便にはふるさと鹿児島に戻ってきた人たちが続々と降りてきました。
鹿児島という一つの県でですが4日間で全てを回りきれるものではありませんでした。
それくらい見所たくさんの大きいところでした。
次回は種子島と絡めて行きたいです。


★つれづれおでかけ記に戻る