伊勢・熊野旅行

今年の年末年始の旅行は年が明けた元日夜から伊勢・熊野へ行くことにしました。
行程は決めていたものの、宿はいつものごとく直前予約。
おかげでなかなか体験できない旅になりました。

2016/1/1

年末年始は、会社のカレンダーで12/29も仕事・・・
ゆっくり大掃除もできないので、お節料理作りして家で正月を迎え、
年越しは初めて山下公園で過ごしてみました。
もっと大騒ぎしているかと思っていたのですが、皆さん静かに新年を迎えていました。

年が明けて19時に自宅を出発します。この時間だとどこもすいています。
新東名経由で沼津PAで休憩しつつ、23時に愛知県豊川市の
ホテルクラウンヒルズ豊川(7300円/泊)に到着しました。

このホテルは駅の目の前。
ついでに豊川稲荷も歩いてすぐの立地
当然のごとく、交通規制(9時〜18時)が入る場所。
朝は早く出発しないといけないようです

このホテルは、大浴場が男女入れ替えの時間制。
お風呂は朝に持ち越しです。


2016/1/2

朝5時起きして豊川稲荷へ初詣に向かいます。
(豊川稲荷は元旦以外は夜閉まっていました)
豊川稲荷は神社ではなく寺院だけれども、商売繁盛の神様だそうで、狛犬ならぬ独キツネ?

おキツネ様の多いこと。駅前にはキツネと踊る稲穂を持った人々のモニュメントもありました
豊作=繁盛ってことなんでしょうね

フリーの朝食サービスがありますが、中国の団体さんが予約されてるそうなので急いで食べて 駅前が交通規制に入る前の8時にチェックアウトします。
まだ朝早いとはいえ、すでに初詣の車で駐車場渋滞が始まっていました。。

名古屋から鈴鹿・伊勢への渋滞を避けるため、渥美半島から伊良湖フェリーで伊勢方面に向かいます
半島南側の海沿いは、神奈川県の海岸沿いを思い出させるような防砂林でした
豊川から渥美半島の西先端、伊良湖フェリー乗場まで約1時間半。
年末年始は増便していたのもあって、タイミング良く待ち時間無くすぐの乗船になりました。

伊勢湾フェリー(約9000円)は所要約1時間。椅子に座って、箱根駅伝を見ていたら睡魔が・・・
湾内・船内の写真をほとんど撮らずに、気づいたら鳥羽港着。近いですね。

鳥羽から高速道にのり、伊勢をかすめて南下します。
途中、伊勢を通るとき、伊勢神宮用のパークアンドライドの駐車場があふれかえっているのが見えました
さすがに日中車で行くのは避けたほうが良いです。

紀伊自動車道は、今延伸をし始めている場所らしく(南紀ポータル(国交省)HP)、手持ちの地図もGoogleMAPにも乗っていない高速道路・専用道路があり、道路上の看板だけがたよりです
標識をたよりに走っていくと、途中一般道も走りながら太地町まで行くことができました。
ただ、まだ高速道路ではない箇所が多いため、PAが少なく休憩は出口付近の道の駅を案内されてました
そのため年末年始の混雑で入れないところもありましたが・・・

道の駅パーク七里御浜ではお土産買い、紀宝町ウミガメ公園ではウミガメを見つつ、和歌山県側のくしもと橋杭岩に到着
ここはもう南紀熊野ジオパーク(南紀熊野ジオパークHP)の一部です。

まるで並んだロウソクが海に突き出ているかのような景観の場所です
ちょうど潮が引いていたので、近くまで行ってみようとしましたが。。
岩の表面が滑っていて、足をポチャン。。年始早々やってしまいました

串本町には大島という島があり、125年前に難破したトルコの軍艦エルトゥール号を助けたことがあり、
その後イランイラク戦争時に日本が助けて貰う事になったエピソードがあります

12月に公開された映画「海難1890」(「海難1890」HP)のロケ地でもあります。
海難事故の記録とトルコとの友好の証、映画関連の展示があるトルコ記念館(500円/人)によってみました 難破した地点を見下ろせる場所に建っていました


遭難者がたどり着いたという灯台にも行っていました
この樫野崎灯台は日本最初の洋式石造り灯台とのことで、少し小振りな建物に当時の洋風な詰め所を
みて当時の生活は厳しいものだったろうと想像しました
とはいっても、海からこの灯台まで50m近い断崖絶壁!
台風の暴風雨の中、ここまで上がって来たのかと思うと、いかに必死だったのが伺えます

本州最南端の潮岬で日の入り

この日は、国民宿舎あらふねリゾートで宿泊です(あらふねリゾートHP)(21900円/泊)
国道を北上し宿までもうすぐという手前で交通事故に遭遇して渋滞でピタリと動かなくなるトラブルがありましたが、無事到着。

アワビに刺身にしゃぶしゃぶに・・・という豪華な夕食に間に合いました

この日の運転距離:約270km


2015/1/3

朝の朝食は、夕食を食べ過ぎたのかほとんどおなかに入りそうにない・・
朝食バイキングで良かった。。軽く済ませます
8時過ぎにチェックアウトする時は、あいにくの雨でしたが、それもすぐに止みました

宿を出て串本を過ぎてさらに西側のすさみ町着
この日はジオサイト散策の予定。ジオサイトはたくさんあるのですが、どこもアクセスが難しいようです。

一番見たい場所に絞って行ってみようとしましたが、、、
満潮時というのもあって、海岸沿いはまったくもって近づけず。
遠目に見るだけになってしまったのが心残りでした

東側に戻りつつ、すさみ町の道の駅でお昼にします。
遠目ですが、海岸段丘や断崖絶壁なを眺めながらのランチは最高でした
水平線には貨物船らしき船などもみえました

串本町まで戻ってきたので、せっかくなので町で一番大きい串本ロイヤルホテルで休憩・・
と思ったら、ちょうどホテルでは町の成人式!(串本町HP

町のゆるキャラ「まぐトル」君がおでむかえ!
新成人でホテルは若々しさにあふれてました

串本町から30分ほどで太地町に
ここでは、くじらの博物館(くじらの博物館HP)(1300円/人)を見学。
博物館というだけあってか、研究所?の展示施設のようで、イルカやクジラのホルマリン漬けにはびっくりします
古代のクジラ漁から近年のクジラ漁への変移や、アメリカや北欧のクジラ漁が日本の近代クジラ漁の元になった歴史などを見ることができました

屋外の施設ではイルカやクジラのショーや餌やり体験施設がありました

イルカ用の円形水槽などもあって、真下から泳いでる姿を眺めることができます。 餌やり施設ではイルカとの距離が近すぎて、浮き桟橋から落とされるかと思いました。

ここから伊勢まで一気に向かいますが、200kmの距離は遠い。。

途中道の駅やスーパーで買い物&休憩しつつ、伊勢市には21時に到着しました。
ネットで調べると、年末年始は伊勢神宮は夜も開いている様子。
せっかくなので夜の初詣に行ってみました。(伊勢神宮HPらくらく伊勢詣で
三が日最後の夜なので静かなのかと思いきや、けっこうな人が来ています。
最近見たブラタモリの伊勢神宮を思い出しながら、参拝
20ん年ぶりでしたが、玉砂利の感じとか御神酒の奉納とか覚えていました。
この日は近くの「おかげ横町」のベンチで、道の駅で購入したお弁当で夕食。

宿は急遽その場で調べて、松坂駅近くのビジネスホテルマルヤマ(ホテルマルヤマHP)(6000円/泊)を予約します。

駅前駐車場の最上階がビジネスホテルになっているちょっと変わった建物
到着時間が深夜なので寝るだけならと選びましたが、コンクリートに絨毯だけの床は冷たすぎました。。

この日の運転距離:約220km


2015/1/4

朝、ホテルでのモーニング
テーブルが懐かしのインベーダーやパックマンのゲーム台!
ネットの口コミによると懐かしさを楽しむ人にウケているようです。
9時前には出発

松坂なのでお肉でも、と思いましたがお店は開いてませんね・・

伊勢自動車道、東名阪自動車道、伊勢湾岸自動車道と乗り継ぎ、10時に刈谷ハイウェイオアシス着(刈谷ハイウェイオアシスHP
すでに駐車場に混雑の文字
エビせんべいの里でお土産買ってすぐに出発です

お昼頃に御殿場着。仙石原抜けて小田原経由で帰ります。
ランチは「ダイニングやまぼうし」(ダイニングやまぼうしHP)でジオパーク認定の箱根大涌谷噴火カレー。

途中、温泉地学研究所を見学しつつ、自宅目指します。
134号線で少し渋滞にあいましたが、ほとんど順調に帰ることができました。

この日の運転距離:約410km


宿、高速代、土産代含めて約9万円の旅になりました

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