2016/7/29〜31 東北旅行

今回の東北旅行は、秋田方面に足を延ばして、福島の浜通りを経由してきました。

秋田大学鉱業博物館
秋田大学に併設された博物館に来てみました。秋田県はもともと鉱山が多かったこともあり、多くの鉱山関係の技術者養成を担っている大学です。
元は1910年の鉱山専門学校が起源とのこと。
理学的な鉱物の展示だけではなく、石油や鉄鋼など人々にどのように利用されているかも展示してあるのが特徴です!



秋田を代表する石!
黒鉱です。名前からして”ザ・鉱山”な感じでしょ?
日本列島の基盤ともいえる石で、名前の通り、いろいろな鉱物を産出するんですよ!
秋田には原油も産出していて、その油田の多くが秋田県にあるんですよね。



黒鉱鉱床の生成断面図と関連する石たち!
簡単に言うと、ゆっくり冷えた石は白いものが多くて、急に冷えた石は黒い石が多いです。



日本列島の地質分布 他にも明治初期に製作された鉱山模型など、貴重そうに見えない貴重なものもありました。
(かなり貴重なものだと思うのだけど、、、)

秋田港にある秋田ポートセンターセリオンにきました。

日没の間際の五角形のタワーに上ります。
昔は有料だったそうですが、今は無料のようです。

タワーからの日没

奥に見えるのは男鹿半島ですかね〜?

タワーからの眺め。明日の一般公開用に海上保安庁の船も停泊しています。

ここはフェリーも航行していて、舞鶴・敦賀・新潟・北海道とを結んでいるそうです。
このタワーも含めてこの辺が道の駅にもなっていたようです。

タワーからの夜景
東の方を撮ったつもりです。右上のほんのり明るいところが秋田駅方向でしょうか。

この日の宿は左下に映るルートインホテルに宿泊です。

タワーの夜景
結構目立ちますね。

秋田の鉱山で見学できる場所に来てみました。
尾白沢鉱山です
廃坑跡や鉱山以外のアトラクションがレトロすぎてちょっと違う怖さもありますが、見学できる鉱山の方はいたって普通です

尾白沢鉱山の見学坑道入り口です。
こちらは古い鉱山入口のようで、当時はレンガ積みだったようです。

中は当時のままを再現しているかのようです。
支保がないトンネルって、いくら岩盤が堅いっていってもちょっと薄らこわいわぁ。
中に入って一気に寒くなるので、サンダルの足が寒い寒い。。

鉱脈が見えます。

(ハンマーやノミは持って行ってないですからとれませんって!!)

中にある詰所。
マネキンはお行儀よく服を着てましたが、展示してある写真見ると、おそらく裸に近い状態だったようで。。。

当時使用されていたトロッコなどに人形が乗っていて、展示されていました。以前は体験トロッコもあったのかな?


鉱脈に沿って掘り進んだ後。絶壁や深い渓谷みたいになっているところもありました

金と銀とかがありそうな鉱脈〜

鉱山遠景。維持管理なのか職員の姿を見かけました。

次は八幡平へ向かいます。
道ばたで蒸気が激しく吹いているところがありました。温泉が活発なんですね。

頂上付近にある池です。1周20分程度で回れる散策路がありました。

雨も降ってきたので早々に退散です。

八幡平から盛岡方面に少し下ると、松尾鉱山の廃墟が見えてきました。
前から来てみたかったところです。
廃山になってからずいぶんと自然に還った感があり昔がどうだったかよく分からなくなっています。

仙台から通行可能になった海沿いを走って相馬へ向かいます。

帰宅困難区域は、国道の両側がフェンスだらけでした。
早く人が住めるように回復してくれることを祈ります。

被災パトカー記念碑にもよりました。


広野町まできたらちょうど「ひろのパークフェス」というイベントが開催されていました。
NPO主催で公園を使って音楽演奏やフリーマーケットをやっていました。

配置がよろしくなくて、いまいち盛り上がりにかける雰囲気でしたが、、次回がんばりましょう。


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