2018/12/31〜2019/1/4 年越し山陰ドライブ

久しぶりにまとまった冬休みが取れることになりました。
最初は海外旅行も考えたのですが、やはり年末年始の海外旅行はお値段も高くて断念・・・
きちんと訪れていない山陰地方にドライブすることになりました。
古事記や日本書紀、戦国時代の歴史に触れることができ、また関西のお正月を少し体験できました。

12/31(月)
年末の大掃除もそこそこに、荷物を積んで、家の中に殺虫剤焚いて午後に出発です。
今日のうちに凍結が心配な関ヶ原は超えておきたいけど京都あたりだと今夜の宿がとりにくい・・・
ということで京都手前の彦根駅前のホテルに宿泊することにしました。
数日前の雪が溶けずに残ってツルツルな歩道とかありました。
新年まで少し早いですが彦根近郊の多賀大社にお参りして年越しそばをいただきます。



1/1(火)
朝から彦根城を見学します。元旦のせいか?人はまばらです。


早い時間のせい?動かないひこにゃんだけいました。
天守閣に登ると、なかなかの高いところに立っています。
昔の彦根が交通の要所ということがよくわかります。


彦根を出て高速で京都〜吹田〜中国自動車道から米子道で出雲を目指します。
途中SAの残雪がすごい。こんなに降るんですね。


周辺交通規制が終わる時間に出雲大社到着〜
思ったよりも混んでいなくてよかった。でも小雨交じりで寒い!
今晩は出雲近くの松江市に宿を予約しました。

夕飯をとろうと松江駅前に行ってみたけど元旦だと居酒屋くさいしか開いてなくて困った・・・。



1/2(水)
朝部屋から外を見ると宍道湖が目の前に広がっていました。


島根県庁の駐車場に車を止めて松江城を見学します。
本丸入り口の門には大きな門松が。

こちらの松江城も、彦根城と同じく国宝です。黒い板塀が目立ちますね。

ちょうど年初めの鉄砲隊の初撃ちを見学することができました!
鉄砲の音が想像以上に凄かった。


堀をぐるっと歩きます。堀川めぐりという遊覧船がゆっくりと回っています。

小泉八雲の旧家と資料館を見学しました。
人物像と当時の様子を知れてよかったです。

松江から境港に向かいます。
境港の手前のベタ踏み坂を超えます。なかなかの急登です。


ちょうど隠岐の島に向かうフェリーの出港に立ち会えました。
この時期隠岐航路はシーズンオフのため高速船はドック入り。
今度は暖かいシーズンに飛行機使って行きたいです。


船を見送ってぐるっとターミナル側に向かうと凄い観光客。
そうかここが境港の駅前で、水木しげるロードになるのね。
こんな港のそばとは思っていませんでした。


水木しげる記念館はそれほど興味はなかったので省略。
その代わり妖怪ブロンズ像の商店街を見て回ります。
本来なら変哲もない港町なのに、これは集客効果抜群。


境港を出て鳥取市内をへ目指します。
途中島根空港や米子空港、鳥取空港に着陸する飛行機を
横目で見ながら、ひたすら走って鳥取に到着です。
鳥取駅前で宿泊。元旦と違って少しですが飲食店が開いていてよかった。


1/3(木)
朝から鳥取砂丘へ。風が強くて寒いけど頑張ります。
昔の砂丘は今の何倍も大きかったそうだけど、今でもそれなりに広いです。


砂丘を歩きます。思ったよりも高低差がある・・・。
通称馬の背といってここまで起伏がある砂丘は珍しいとのことです。


できたばかりの鳥取砂丘ビジターセンターに寄ってみました。
砂丘の風紋の実験とか、砂丘のでき方の説明とかがわかりやすく展示されていました。

鳥取砂丘から移動してすぐ近くにある浦富海岸へ。
火山で造られたリアス式の海岸です。

砂丘とはうってかわってここからは日本海の荒々しい風景が続いています。
松葉、越前とカニの有名なところでもありますね。


お昼に寄ったのが新温泉町の魚の直売所。
直販コーナーには松葉ガニがこれでもかと並べてあります。
観光バスも次々と到着して大盛況でした。

ここで刺身のちらし寿司を買って、道の駅で食べました。


さらに餘部鉄橋に寄り道。今見てもかなり高い。
鉄橋の下は道の駅になっていて資料などが展示されていました。


エレベータで上がると上の餘部駅を見学することができます。


豊岡市の玄武洞に向かいます。
川岸に点在しているような場所を想像していたのですが
ずっと狭いエリアに柱状節理がドドーンとありました。


こちらの2018年に完成したばかりの玄武洞ミュージアム。
建物も椅子も六角形(笑)
最初見学しようか迷ったけど、展示が充実していてよかったです。


このあと真っ暗な道を、ひたすら京都を目指します。
京都縦貫道から京滋バイパス、名神高速でこの日は大垣に宿泊しました。



1/4(金)
名古屋あたりの観光も考えたけど、今まで行ったことがない
三保の松原を見たくて、大垣から高速道路で静岡まで一気に移動。
ICを降りて海岸沿いに走ると、急に道路が渋滞していてなぜ?と思ったら
久能山東照宮の参拝渋滞でした。少し寄りたかったけどパスして進みます。
三保の松原も観光の人と参拝の人が多く、無料駐車場の入場待ちがありました。
富士山がよく見えます!


三保の松原すぐ近くにある東海大学の博物館に
寄ろうかと考えていたのですが、
うーん、北海道大学や京都大学などの大学付属の
博物館というより子供向けの水族館や恐竜博物館っぽいぞ?

途中にあった県立の自然系博物館に興味がわき、
入るのをやめて引き返すことにします。

これがここ、「ふじのくに地球環境史ミュージアム 」です。
静岡県で初となる自然系博物館として数年前にオープンしました。

なんと廃校になった高校の校舎を再利用している珍しい博物館です。
校舎の外観はほとんど変わりありませんが、中はかなり手を加えられていました。
学校という作りなので恐竜の化石を吹き抜けに配置、とかは難しいでしょうが、
既存の椅子や机を利用したユニークな展示です。

地質の展示には駿河湾の赤色立体もありました!


地質・化石紹介には巡検グッズの展示もありました。


清水ICから東名高速に乗りましたが渋滞が凄いので箱根超えて帰宅しました。
久しぶりにターンパイク使ったけど夜景が綺麗ですね。
総走行距離は1800kmでした。


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