2020/3/6〜2020/3/8 三宅島旅行

2020年2月から広まった新型コロナウィルスの影響で、3月に予定していたイベントは全滅!
ということでどこか人の少ない屋外(&花粉の少ないところ)へ逃げてしまえ、ということで
最近久しく行ってない三宅島に週末に行くことにしました。

3/6(金)
三宅島へ行きます。ということで毎日天気予報と波の高さと東海汽船の就航情報とにらめっこしていました。
この冬の時期は天気も悪く時々波が高くなり船が欠航することもあるのですがどうなることやら?
水曜日くらいに冬型の天気になり着発が出ましたが、金曜から土曜にかけては雨は降るものの、波は大丈夫そうです。

と思っていたら2、3日前になって新型コロナ対策のため村営の施設(アカコッコ館や、ふれあいの湯、レクリエーションセンターなど)が閉鎖に!今回は楽しめると思っていたのに残念。

金曜仕事が終わってから荷物をまとめて20時過ぎに自宅を出発、竹芝桟橋には出航1時間前に到着できました。
乗船券を購入するとき、三宅島のふるさと村民の割引をはじめて使ってみました。(定価の2割引き)
いつもは満員御礼の年末年始ばかり利用するので、お客さんが異常に少なく感じます。大島行のさるびあ丸が出ると第二待合所はすっからかーん。


そして初めて乗ります新造船橘丸!
色がスゴいけど、目立つのは良いことだね。

デッキの呼び方が以前と違って迷いましたが、うーん、実に充実装備。
以前は廊下にいっぱいあった釣り道具などがきちんと荷物室に収納できるのが良いですね。


2等船室、10人部屋なのですが、各々1組ずつしかいません。船舶は閉鎖環境という悪評が知れ渡っているのか?コロナおそるべしです。
無料Wi-fiあったけど、遅かった・・・。東京湾内は携帯の電波が入るのでそちらを使いました。

横浜港沖を通り過ぎるとき、大黒ふ頭に係留中のダイアモンドプリンセス号が見えました。

湾外に出ても今までにないくらい穏やかな航海でした。ただその分床から伝わってくるエンジンの振動がモロに頭に響いて寝付けませんでした。
船室の位置が変わればもっと違うのかな?



3/7(土)
朝4時30分に船内の照明がついて皆ごそごそと下船の準備し始めます。八丈などより三宅島で降りる人が大半ですね。


今回も宿はスナッパーです。迎えの車で宿に向かって朝食の時間まで仮眠しました。
朝食後、雨がぱらついてきました。山頂は全く見えないねぇ。
宿のオーナーに、ジオスポットで良さげな所やまだ見てない所を聞いておき、それといつもの山腹あたり中心に回ることにしました。


まずはひょうたん山です。露頭を見ると、上半分は堆積物、下は溶岩になっていました。


堆積物の段丘から火山弾がひょっこりと顔をのぞかせています。


海岸近くに噴火口もありました。


次は坪田から雄山に上がって、いつもの牧場跡地を散策します。
左が今回、右が前回2011年の埋没自動車です。
いつも定点観測しているポイントですが、わからないくらいに植生が戻ってきていて、時代の流れを感じました。
立ち枯れの木もほとんど見えなくなってきました。


途中の林道も整備が進み、標識なども新しくなっていました。


それと車で行けない所を、徒歩で3時間ほど往復して行ってきました。
低温火砕流で焦げてしまった樹木のわきであたらしい芽がたくましく育っていました。
翌日筋肉痛でバキバキ〜歳ですかねぇ〜


坪田港の観光協会で、VR体験させて貰った!ドローン映像とかなかなか観れない映像が良かったな

あと、飛行場いったら、いつもタイミングが悪くて見られなかった調布行きの定期便の離着陸見れた!。
東邦航空のヘリコプターも飛んでいたよ〜ラッキー

温泉とか施設とかがことごとく閉まっているけれど、アウトドアのアクティビティは天気さえ気にしなければ楽しめる!



3/8(日)
日曜日も朝から雨〜

チェックアウトして清算します。
今回は出発前に「電子しまぽ」を申し込んでおいたおかげで2割引きで利用することができました。

宿を出てまずは富賀浜に行きます。富賀浜の海岸にはデッカイ柱状節理!

ただ近寄りたくても大きな岩石に行く手を阻まれていて、下手に歩くと怪我しそうなんで、遠くから眺めるだけにしました。


ダイビング用にある階段で少し海に出ると、砂礫の上に流れてきた熔岩の露頭のそばに行けた〜
ただ、写真撮るには雨が強くなってきて、もうちゃんと撮れないよぅ〜(T-T)


本当は今日も山のほうへ行きたかったけど、やめて、阿古の錆ヶ浜がよく見えるカフェ691で一休み。
そこのオーナーから、アザラシ目撃情報を教えて貰ったよ。


宿に戻り、予約しておいたサバサンドを受け取りました。
2014年ころの竹芝で開催していた島じまん以来です。
ほおばっていたら、次々と注文していたお客さんがやってきて受け取っていきました。

買いに来られた地元の方々から、アザラシ目撃の話をしていくのを聞いて、なんて情報伝播が早いんだろうw


今回はこれで三宅島終了〜
錆が浜の客船ターミナルまで送ってもらい、橘丸に乗りこみましたが、日曜の上り便にもかかわらず人は少なめ。
沖に出ると容赦ないうねりに翻弄されました。ということで船酔いに強くない我々は東京湾に入るまでは何もできずダウン・・・。
(ちなみに日曜の夜出発の便は欠航になっていました)
また来るね〜


・・・竹芝桟橋についたら、ちょうど一足先に大島から戻った都立大島国際海洋高校の卒業生の生徒さんが盛り上がっていました。
今日卒業式だったのね。お疲れ様。



★つれづれおでかけ記に戻る