2020/12/31〜1/2 福島年越しキャンプ

年末年始は大荒れ天気とコロナ禍のため外出自粛ムードの中
どうしようかといろいろと思案した結果、密を避けるため・雪の心配のないところへ
ということで、いつもの福島県楢葉町で年越しキャンプにすることにしました。
先月の能登キャンプで寒い思いをしたので十分な寒さ対策をして行きましょう。

12/31
出発の数日前、楢葉町の天神岬スポーツ公園キャンプ場に予約の電話を入れてみると、大みそかは予約が多い雰囲気。
でもフリーサイトはまだ余裕ということで一泊の予約を入れておきます。
大みそかの朝自宅を出発。いつもならどこかで帰省渋滞に遭遇するのですが、今年は渋滞なしで行けました。


昼過ぎにキャンプ場に到着、受付をしてキャンプサイトを見ると、煙突付けたティピーテントだらけ!
最近の薪ストーブ&ティピーの流行はここまで凄いとは・・・・皆さん冬キャンスタイルが決まっています。


かくゆう我が家は冬キャンプ装備などある由もなく、オールシーズンの自立式タープに前日に買ってきたブルーシート巻いてるだけという粗末な作り。
薪は持ってきたけど石油ストーブで頑張ることにします。


大みそかの日暮れを迎えました。

夜ごはんはスーパーで買ってきたかき揚げを載せた年越しそばにしました。
あとちょっと早いけど、自宅で作ってきたおせち料理も。


食事後にお風呂に行きました。 オートキャンプサイトはテントの明かりが幻想的でした。


海に浮かんだ月明かりも幻想的。


氷点下になり寒くなってきました。タープで石油ストーブはちょっと力不足。
とはいえタープ内で焚火はちょっと辛い・・・

頭上にはオリオン座。
テントで寝袋に入りつつ、ワンセグで紅白歌合戦を見て、行く年くる年を聞いていたらいつの間にか寝てしまっていました。


1/1
夜明け前に外が騒がしくなってきて、車がたくさんやってくる音が聞こえてきました。
初日の出を見る地元の人で、駐車場は満車、道路沿いにまで車が止まっています。
楢葉町の方がいろいろ提供していました。例年は甘酒とかマミーすいとんとかふるまうのですが、今回は小規模な展開でした。


初日の出は雲の隙間から上がってきました。


タイムラプスで動画を作成しました。
(画像をクリックすると開きます)


徐々に暖かくなってきたので朝食後、テントを撤収します。
寒さでポリタンクの水が凍っていました。
荷物が多いと車までの荷物運びが辛い・・・やはりもっと荷物を軽量化・コンパクトにしたいなぁ・・・。


今回は自転車を積んできたので近所の神社まで初詣です。


新しくなった竜田駅を見学。旧駅舎は取り壊されていました。
初めて竜田駅に来たときはここから先が不通になっていて、お客さんは代替バスに乗り換えていました。

何もなかった反対側にロータリーができている!
もともとの駅側は道が狭いので、駅の反対側を開発して市街地からアクセスしやすいようにしたんですね。

昼過ぎに国道6号を北上します。
双葉町を過ぎるとちらほらと雪が降ってきました。


新地の公園まできました。10月の時には時間がなくてあきらめた復興フラッグを見ることができました。
ちなみに公園にオートキャンプ場が併設されているのですが年末年始はお休みだそうです。


さらに足を延ばして震災遺構の中浜小学校へ。
普段は中を見学できる(入場料400円)のですが、年末年始はお休みで外から眺めるだけ。それだけでも津波の凄さを感じさせる遺構でした。


鉄筋コンクリート造りで建物そのものは大丈夫でしたが1階部分はほぼ全部持っていかれてしまっています。
二階建ての天井部分まで遡上したことがわかります。
あともう数メートル高かったら大変なことになっていたでしょう。


今晩は原ノ町の市街にあるビジネス旅館へ。公衆浴場を併設している面白い宿です。
食事は個室でほかのお客を一緒にならないよう配慮されていました。



1/2
翌日チェックアウトして海沿いを南下します。
双葉町の「東日本大震災・原子力災害伝承館」は年末年始で休館中。

施設の周りの集落跡はだいぶ取り壊されていたけど、まだ震災当時のまま残っている建物もありました。


避難困難区域を通過して夜ノ森駅へ。 春に来たときにはまだなかった待合所&トイレが完成していました。昔の駅舎を彷彿とさせるデザインです。


駅前の商店はいまだ立ち入り制限中・・・この柵の中は10年前から時間が止まっています。


国道をそのまま走っていわきを通り越して五浦海岸へ。
六角堂の炭酸塩コンクリ―ションを見学します。
ここは茨城県北ジオパーク構想のジオサイトになっています。



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