台湾旅行2024

2024年の年始に台湾に行ってきました。
思えば2003年に韓国、2017年に中国(上海)と訪問後、次に行くとしたら台湾かと検討していたら、Covid-19で海外旅行自体が行けなくなりました。
そしてコロナ過が過ぎ去った後、現地でバイクもレンタルしての長めの旅行です。

1日目 台北着・故宮博物院
2日目 基隆、野柳地質公園、和平島地質公園、台北101
3日目 台北鉄道博物院、花蓮
4日目 太魯閣渓谷、七星譚
5日目 台湾大学
6日目 台湾博物館、光華商場
7日目 日本帰着

12/31の大みそかは、羽田空港で年越し、ロビーの片隅で仮眠しました。
この時間帯は仮眠の人であふれています。
寒いけど我慢します。

午前3時に飛行機の搭乗手続き開始です。
今回はLCCの代表格、ピーチ航空を使いました。
一人当たりの重量制限7kgは厳しかったけど、なんとか収めて出発です。 深夜早朝便は空港での混雑はないけど、眠い〜。

朝、桃園国際機場に到着、入国審査、両替、現地SIMカード購入
そして忘れてはいけないのが、悠遊カード!
日本のSuicaと同じようなものですが、外国人でも携帯電話番号とクレジットカードを紐づけすることでいろいろと便利な機能が使えます。

MRTで台北駅(台北車站)着。想像以上に大きい。
東京ほど混雑してないけど歩き疲れますね。
中央の広場にはクリスマスイルミネーションが。

ちょうど何かのイベントが終わったばかりのようでマスコミの姿もちらほら。
ちょうど1月1日は公営企業化「台湾鉄路公司」のセレモニーだったんですね。(夜のニュースで蔡英文総統がきていたのを知る!)

そして日本人ならまず行くであろう国立故宮博物院へ。
来てみてびっくり、1/1は入場料金無料デー!
そのためか、かなり人が多くて、中国語、韓国語、英語、日本語、色んな言葉が飛び交ってるさすが有名観光地。

故宮といえば、翠玉白菜や肉形石が有名ですが、それ以外にも掛け軸とか銅器とか焼物とか見ごたえがありました。

宿は中心街に近いビジネスホテル。一眠りして20時頃に外に出たら祝日のためかほとんど開いてなくて、仕方なくすき家へ。
「豚角煮丼」と、「牛肉照焼鮭魚丼」です。台湾でも新メニューとあったものを試してみた。

テレビをつけてびっくり!台湾でも能登の地震がトップニュース!
地震がしばらく続きそうなのが心配だなぁ。


2日目は基隆に日帰りで行きます。 台鉄の區間車(普通車)で約40分、終点の基隆車站に到着です。 基隆港は入り江になっていて、間近に山が迫ってて横須賀港みたいな印象でした。

ZOCHA基隆店で予約していたレンタルバイク(ヤマハJOG125)を借りて、ジオパーク巡りに出発です。
日本と違って右側通行だったりバイク専用のレーンがあったり、バイクの集団に囲まれて走るのも、慣れれば面白い。


30分ほどで野柳地質公園(野柳ジオパーク)に到着です。すごい観光客の数。韓国からの団体の方が多い印象でした。

日本などのジオパークと提携しているようで、伊豆ジオパークなどの紹介もありました。

どちらも砂岩泥岩で、特に野柳の方は変わった形に風化したものに名前つけていて、女王の頭のところは写真撮るのにかなりの列。
監視の人も多くて、少しでも線超えたり岩に触れたりすると笛を吹かれる。あちこちでピーピー聞こえてた。。

うちらは適当にそれっぽい岩の前でパシャリ。

地面を見ると、化石も観察できました。ヒトデかな?

野柳地質公園の地質図

全景。こうやって見ると傾斜がよく分かります。

次は和平島地質公園へ。こちらは野柳ほど人は多くなく、ゆっくりできたかな。

こちらでは地形の説明看板があるのが良かったかな。

台北に戻る途中、松山駅から路線バスに乗り換えて台北101を見に行くことにしました。

松山駅構内には京浜急行のジオラマが。羽田着いたら乗ってくださいアピールかな。
三崎口駅と三崎漁港をアピールしています。


展望台のチケットすでに売切れ。 観光地だけに日本人率高いし、きらびやかな印象。

帰ってきてテレビつけたら、羽田空港が封鎖のニュース!
日航機が燃えてる?
2日続けてトップニュースとは。。


3日目は花蓮に移動します。
朝、台北駅すぐにある台北鉄道博物院へ。思ったよりも展示が多くて、列車の時間までに全部見切れず・・・。
こちらは館内にあった昔の台北駅周辺のジオラマ

ホームに新自強号(EMU3000系)が入線してきました。これから花蓮まで3時間の特急電車の旅です。


新自強号の車内の様子。さすが日本っぽい印象。シートが固いという噂だったけど(日本のものに慣れているのか?)自分には普通に感じました。

台鐵便當(駅弁)です。予約はしてなかったけど、車内販売でひとつゲット。安い。

簡単な紙のパッケージで中身はこんな感じ。日本のお弁当は基本冷えていて、冷えていても美味しく作られているのに対して、温かい状態で提供されますし、具材的に温かくないと美味しくない感じですね。

車窓から見える東海岸の急峻な地形を通り過ぎて、お昼頃に、花蓮駅(花蓮車站)到着。あいにく小雨がぱらついています。

駅前にある梅貴租車行へ。ここで予約していたレンタルバイクを借ります。
天気がいまいちなので、先に宿に行って荷物を置きに行くことに。

宿に荷物置いた後、周辺を散策。 こちらは旧花蓮駅前の噴水。丸い石が印象的です。
台北や基隆とはまた違って、少しこじんまり感。宝飾系が多いように感じるのは石の街だからか?

花蓮の小籠包は、肉まんに近いボリューム感。

近くの店で少し食べ歩きしたら、量が多かった。
足も疲れてきたので、スコーンのお店で一休み。インスタ映えしそうな店だったよ。

夜になってから、夜市にも行ってみた。 日本と違うのは、プチコンサート?があちこちでやってるところと、一つ一つの店の規模が大きいところ。

日本の祭り屋台の様な店が沢山!こちらは、注文すると目の前で果物を搾ってジュースにしてくれました。

そういえば台湾の選挙戦の真っ最中に行ったからあちこちで選挙運動や、選挙の看板を見かけました。

花蓮2日目は太魯閣へ。
最初にビジターセンターに行って、見どころを聞いた後に、最初に砂(上下)礑歩道に行きます。

岩を削ってそのままにしてる下を歩いたりと、けっこうヒヤヒヤなルートが多いのね。

しばらく進むと、道路工事で時間通行止めの標識が。実はビジターセンターにも看板が出ていたのですが、工事個所をずっと先だろうと勘違いしていました。40分ほど待った後、通行できました。

道路は整備はされてありますが、日本のような防災対策をしていないため、時々落石で車が壊れたり負傷者が出たりとなかなか危ない場所ではあります。

九曲洞歩道、近年整備工事が終わって一般開放されたそうで、なかなかのダイナミックな地形です。

深い渓谷になっています。

燕子口歩道。太魯閣と言えばここの風景です。

岩肌に空いている浸食でできた穴が、その名前の由来だそうです。

太魯閣族の集落があった場所にある、布洛灣吊橋

太魯閣からの帰り道、抜け道っぽい道に入ると、道沿いにたくさんのお墓がありました。郊外にあるせいか?日本のに比べて、一つ一つが大きめです。

帰り七星潭海岸に寄りました。 午前中が良いというけど、夕方でもコバルトブルーな海が見れたよ。
遠くに見える山々が太魯閣渓谷です。

あと、昔の花蓮駅をリノベーションしたという花蓮鐵道文化円區を見て宿へ帰宅。

夕飯は宿の人から勧められた公正包子へ。
注文は紙に書いて出すんだけど、料理できたときに番号で呼ばれるのを聞きそびれそうになる
花蓮の小籠包は肉まんみたい
ボリュームあってお腹いっぱい。。


花蓮最終日。宿をチェックアウトして河口から街を撮影。
ちょうどこの川の河口は池上断層の北端に位置してます。

プユマ号で台北に戻る。冷房効きすぎと疲れで爆睡。3時間ほどで台北着。

台北大学に行ってみた。
地質標本館行ってみたけど、閉館中。残念。
でも、学食とか図書館とかショップとか、あちこち見学できるのは面白かった。
元々日本統治時代の帝国大学というのもあってか建物も歴史感じる

このあとレンタル自電車使って街中走ってみたけど、人も車も多くてちょっと怖い。。

南門市場に来てみた。
夜市かビルになったかのような感じだけど、一応、地下が生鮮、1階が加工品、2階がフードコート&衣料品・宝飾品に分かれていたよ。
流石に脚が疲れてきたなぁ。


台湾最終日は最初に台北博物館へ。

建物そのものも上野の博物館並みに歴史のある建物で、日本統治時代のものを使っているそう。

地質の話もちゃんとあって、プレートの話や出てくる岩石とかの紹介もあったね。

昔は倉庫だった地階も一部子供向けのコーナーなどに使っていました。ちょっと天井が低かったけど。

道路向かいにある生物館は恐竜の紹介で子どもうけしてたなぁ。
この建物は元銀行ということで、その設備や修復を活かした展示も面白かった。

この後、自転車で台湾の秋葉原と言われる光華商場にいってみた!
ラジオデパート的な所がある!

思ったほど今の秋葉原のようなサブカル的なものは少なくて、台北駅地下街の方が秋葉原っぽい気がしたよ
こちらはビルの中にあったカフェ。

最後の夕食は光華商場近くにあった炒飯にしてみました。

さて、これから桃園機場へ向かいます。荷物パッキング。お土産含めて上手くまとまるかなぁ。。 往路と違って復路は、預け入れ荷物一つ分を事前予約済。 明方まで時間長いぜ。。


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