リビング床暖房設置(その2)


さて、いくつか見積もりを取った結果、東京ガスの「はやわざ」床暖房に決定しました。
見積もり金額は約60万円。それを先述の施主の作業負担で約20万円値引きしました。
新たにガスの熱源器を設置し温水パイプを床面に循環させて暖めるというもので電気式より立ち上がりに時間がかかる
というデメメリットはありますが、一度温まれば保温性が高い・ランニングコストが割安になります。

施工業者(エネスタ戸塚)の作業期間は2日間。主な作業は温水パネル設置・熱源器設置・ガス配管・床面フローリング仕上げになります。



【1】工事前夜に施主作業の壁面養生をしておきました。

【2】反対側です。


【3】まず床のきしみ防止に下地板に数百本のビス(コーススレッド)を打ち込んでいきます。日立のインパクトが大活躍です。

【4】温水パネルを置いてみて位置合わせです。
部屋全体の約80%をカバーするように配置しました。

【5】これが屋外に設置する熱源器です。普通にあるガスの給湯器よりずっとコンパクトです。
暖かいお湯を使い捨ての給湯と違って温水を循環させるのでエネルギー効率は良いですね。

【6】温水パネルを配置しない冷蔵庫部分はダミーパネル(合板にアルミ箔を貼ったもの)で高さあわせをします。

【7】温水パネルの設置が終わったらその上から厚さ3mmのフローリング材を切って両面テープで貼り付けていきます。まず窓際から一枚目。


【8】外ではガスメーター脇からガス配管の増設をしています。

【9】温水パネルのアルミ箔で夏の日差しがギラギラと部屋の中まで照り返します。暑い!


【10】熱源器を設置しました。キッチンの出窓の下に置きました。


【11】熱源器下部。緑色のパイプは温水パイプ(断熱材で包まれている)あと灰色のは制御コントローラーケーブル。


【12】フローリングの貼り付け作業が終わりました。


【13】一見して判りませんね。一日目の作業はここで終了。

【14】翌日2日目は動作確認です。熱源器からパイプに通す水(水道水)を給水します。ヤカン3個分くらい入りました。


【15】壁際に設置されたコントローラー
タイマー動作が前提だけに設定がわかりやすいです。

さて、実際(真夏に!)立ち上げたのですが15分ほどで温水パネルの有無が歴然となるくらい効果がありました。(とても部屋にいられない)
秋にまた一度動作確認に来るということで正式稼動がその後かな。


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