2010/05/9〜10 静岡県寸又峡ドライブ旅行(その2)
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宿を後にして車を走らせると木々の間から長島ダムが見えてきました。
あやうく一度は通り過ぎてしまったダムの展示館に到着。
広い駐車場には我々の車しかいません。(奥の車は職員さん)
まだ開いてないかと思っていたのですが開館していました。さすが平日の朝。
受付には町の委託っぽい感じの職員さんが2名いました。
建物は2階建ての作りで模型や成り立ちなどがわかりやすく展示されていました。
建設前の航空写真。ダムの周囲はさほど険しくない重力式コンクリートダムです。
ダムの骨材のサンプルの展示。
窓からは対岸を走る井川線が見えます。ちょうどアプト区間のため電気機関車が牽引しています。
この施設でたまたま平日のみ長島ダムの見学ができるという情報を手に入れたので、すかさず管理所に電話したらすぐにOKとのこと。
車で管理所に向かいます。
入口のインターホンを押して対応に出てくれたのは管理所の総務係長さん。
最初に制御室に案内され、監査廊、ゲート室、エレベータで上がったり下がったりと1時間ほどみっちりと対応していただけました。
コンジットゲート室を上がる嫁。専門的な質問に答えてくれてどうもありがとうございました。
ダム下から放水路の説明。向かいの尾根に地滑りが云々・・そのくらいにしておきましょう(汗)。
エレベータで上部に上がってクレストゲートから見たダム放水路。
天端直下のゲート室
天端に出るとあら見晴らしの良い展望台が・・・つきだした部分は足下がグレーチングになっていて真下がスースー・・・さすがにこれは怖い。
井川線の付け替え前のトンネル跡がダム直下に残っていました。あえて遺構を残したらしいです。
管理所1Fは一応展示室になっているのでそこも見てまわります。工法についてありました。
CSGのサンプル。石の大きさがまちまちで荒いですね。
RCDのサンプル。CSGに比べると砂利が細かいですね。
管理所のすぐ近くにあぷとラインの長島ダム駅が。
ちょうど機関車の付け替え作業中で停車していました。
長島ダムを後にして更に上流へ向かいます。途中崩落してまもないところが・・・。
終点の井川駅に到着。井川の集落に近いところかと思ったけど、おみやげ屋さん&食堂が1軒あるだけのなんだか谷間の寂しい場所です。
ちょうどお昼時ということもあって、中部電力の職員さんも食事していました。我々もそばを食べます。
井川ダムです。中部電力のダムです。全国でも珍しい中空重力式コンクリートダムです。といってもダムの堤内に入らないと分かりませんが(笑)
建設時のクレーンの足場を利用した展示館へ。見学中なぜか職員さんがひとりも現れませんでした。これはダムの内部空間で映画をロケした時の紹介です。
建設前の航空写真。上流にあった井川の集落の半分が水没のため移転したそうです。
展示館からダム湖を望みます。
ダム本体から下流川。2本の導水管と発電所が見えます。
ダム天端を車で通ります。。
井川ダムから静岡市街に向かって走ります。途中雨も降ってきました。
静岡ICに向かう途中、見慣れた星のマークが。まさかと思いましたがなんとタミヤ模型の本社ビルです。
携帯でチェックすると本社2階には自由に見学できる展示室があるとのこと。さっそく行ってみました。
懐かしのU号戦車。
壁にかかっているミニ四駆。
歴史あるプラモデルが並んでいました。
戦艦三笠の模型が。こうやってみるとずんぐりしていますね。
実車も展示されています。
静岡ICから高速に乗って帰路につきます。
裾野で建設中の第2東名をくぐって・・・
改装中の足柄SAで夕食。
圏央道海老名ICで降りて帰路につきました。
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