2010/7/30〜8/4 イギリス・ロンドン旅行(その4)


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8/2(月)自然史博物館〜科学博物館(ホテル泊)

ホテルを出て博物館の途中にあるSainbury'sへ。代表的なスーパーだけに市内あちこちで見かけました。観光地も良いけど、住んでいる人の暮らしが分かる地元のスーパーには必ず行くようにしています

野菜の値段とかは、為替を考えても安く感じました。


チーズのコーナー、量り売りなんですね。

子ども向けのコーナー。

雑誌がたくさん。本屋には雑誌はあまり置いてないんですよね。女性誌が多いのは万国共通?

総菜コーナーでトッピング。パックに詰め放題1.8ポンド。

セルフレジ。右側にカゴを置いて自分でスキャンして左側に袋を置いて詰めていくようになっていますが、不正防止用に左側の台に重量計が仕込んでいるんですね・・・で、スキャンした物との重量をチェックするらしい・・・最初それが分からず途中でエラーになってしまい2回ほどやり直しました。

開館時間に自然史博物館(Natural History Museum)へ到着。

こちらも立派な建物です。

開館時間前から数百人が行列を作っていたのにはびっくり。すぐに中に入れましたが、このあと更に館内は混雑することに・・・。

入ってすぐにあるホールの恐竜の化石。恐竜コーナーはどこの国でも大人気です。

哺乳類のコーナー。ここは哺乳類の標本が充実していました。
進化の過程がわかるように展示してあったり、地域による違いがわかるように展示してあったりしています。


博物館の庭でさきほど買った昼食を食べました。

午後になると恐竜コーナーには長蛇の列が!!。

メタセコイヤの木ですかねぇ〜
おおきな切り株が年代とともに飾られていました。


建物の装飾もかなり凝ってあって、天井には植物の分類、柱には動物や花をあしらった彫刻で飾られていました。

ヨメが切り株近くの部屋に吸い込まれていきます。。
けっこう広い部屋だけど、、何の部屋かな??

ヨメ曰く、この部屋全部鉱物コレクションだとか!
ねぇねぇ、全部見ていくつもり??
1日居ても足りないくせに〜!!

鉄隕石です。
カンポデルシエロ(Campo del Cielo)の鉄隕石。アルゼンチン産

鉄90%以上でできているんだとか!
っていうか、でっかい!


ガラスのケースに入って種類毎に展示されています。

ちなみにこれは硫化系のケースで、同じ内容だけで4ケース。。。


こちらは、スコットランド産のマイロナイト
圧力による変成岩で、細かくて細い模様が綺麗です。

こちらは断層岩と呼ばれる、南アフリカ産のシュードタキライト。
花崗岩に貫入しているのがよくわかる!
包含石もよく見える!!

ヨメが教科書にも載っていると喜んでおります。。。
(ヨメの持ってる教科書って英語なんだけど、、、)

こちらも、違う場所の南アフリカ産シュードタキライト
塩基性変成岩に貫入しているもの。どちらも黒いからちょっとわかりにくい〜!!


あれ?こんなところにふわふわなゴミみたいなものが。。。これも石??

ハワイのペレーの髪の毛って呼ばれるやつです。
これって持って帰ると不幸になるんじゃなかったっけ??


近くで見ると細かい〜!!
ハワイのキラウエァ火山から出た、ガラス質針状の溶岩の一部。

こちらは斜長岩の変化を示したもの。
アノーサイト(灰長石)からバイトナイト(亜灰長石)、ペリドタイト(かんらん岩)が並べられてます。
白いのからだんだん黒くなっているのがわかります。
50mの範囲の中にこれらが見られるんだとか。

スコットランド産

あんまり、長くいるのでフラフラになってきました〜
ヨメが気づいて、慌てて違う部屋へ。。(長すぎるよ!)
せっかくなので、違う部屋も見に行こう!

でも、やっぱり地学系なのね。。(TT)

こちらは地殻変動を表したもの。
プレートが沈み込んでマントルが上昇して火山に、、、って説明かな。


地震のコーナーの一角に見慣れた文字が。。。
日本の地震を紹介したもので、「神戸スーパーマーケット」とある。
部屋全体が地震体験室になっていて、震度2くらいの揺れを体験できる。

部屋のモニターには世界配信されたNHK屋内の映像が流れていました。

売店には鉱物や石のアクセサリーがたくさん。

次はすぐ隣の科学博物館(Science Museum)に。こちらも無料です。

入ってすぐのホール。吹き抜けです。

最上階は医学の歴史。昔の医療器具などが展示されています。

一つ下は同じく医学の歴史を模型でわかりやすく説明しています。

体験コーナーは子ども達でいっぱい。

航空機コーナーではリリエンタールのグライダーやライト兄弟の飛行機の模型がありました。

船のコーナーには模型が部屋じゅうに。

計算機の歴史のコーナーです。 カラフルなそろばん!
ヨメはさっそくパチパチ...
昔習っていたのはわかるけど、隣の子どもに譲ってあげようね。

ソロバンって「abacus」っていうんだね。


こちらは時計の歴史のコーナー。日本の時計も展示されていました。

職員の方が実際に動かしている時計の調整をしています・・。

無線のコーナーへ。 アマチュア無線のコーナーに展示されていたのは、おぉ!日本の無線機じゃないですか!
しかも、ヤエスのFT-101ZDじゃないですか!!


こちらは、1910年代の船の無線室。タイタニックと同時代ですね。
コンパクトにまとめられています。

ホールには英国の産業革命の元となった蒸気機関が並べられています。



世界最初の蒸気機関車。

アポロ10号の司令船。元は米国スミソニアン博物館にあったらしいです。

ローバーミニの断面模型。日本でもちょくちょく見かけますがロンドン市内では1台も見ませんでした。


8/3(火)・4(水)ロンドン〜成田(機内泊)〜自宅

朝、出発まで少し時間があるので、ホテルの近くを散策します。
ホテルの西側にはノースエンドという商店街があり、朝から開いているというのでいってみました。

隣駅のフルハム・ブロードウェイまで来たところで、トイレに行きたくなりました。

駅のトイレに・・地下にあるのね。トイレは地下、というパターンが多いのです。

一人30ペンス。入口にはこんなゲートがついています。

昔は、トイレおばさんがいたそうですけど。。

さてそろそろ出発の時間ということでチェックアウトします。

今回利用したホテル イビス・アールズコートです。

日本にもチェーン店がある、イビスグループのホテルです。

Ibis Lodon Earl's Court:http://www.ibishotel.com/ja/hotel-5623-ibis-london-earls-court/index.shtml

30分もせずにヒースロー空港に到着。

ヒースロー空港では、カウンターに行く前に自動チェックイン。
パスポート入れて、事前に予約してある番号を入れるとチェックイン・・・・

できるはずだったのだけど、ヨメも自分もパスポート作ってからもう9年ほど。
ICチップ入ってないんですが。。。2機ほどエラー画面出して止めてしまいました。
(おまけにヨメが名前変わっているのも引っかかった要因のようです)

仕方なく近くにいた航空会社の方にお願いしてアナログチェックイン。
他の方々は無事自動チェックイン機を使って自分で席を選んでいたようです。。

空港の免税店にはハロッズもあります。
ヨメは勤め先の方からお願いされたものや家族向けのお土産を探していたようで。。。
空港で買うのが一番高いお土産じゃないか??

11時間の道のりです・・・。


【データ諸々】

●宿泊ホテル
Ibis Lodon Earl's Court
サウスブロンプトンのすぐ近く、アールズコートからも徒歩圏内で割合便利。

●為替レート
2010年07月換算で、1ポンド=143.0円(手数料込み)

●諸費用(2名分)
・往復航空機+ホテル4泊+空港・入国手数料:約25×2=約50万円
・交通費約:約4000円
・食事代:約10000円
・おみやげ他:約20000円

ハイシーズンということもあり飛行機代が高くなりました。平日出発にしたため若干安くなりましたがそれでも・・・。
食事はスーパーで買って食べるというスタンスのため、割合抑えることができました。

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