2012/3/19〜20 宮城・福島旅行
全日本エンデューロの後は、塩釜在住の親戚宅にお見舞い。
そのあと福島県いわき市観光も・・・。
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【3/19(月)】
昨晩は塩竃市内のビジネスホテルに泊まって朝8時、いつものマリンゲート塩竃にやってきました。
目の前には移動式の台船が。ケーソンを作るフローティングドックというものです。
(http://www.ieshima.co.jp/machinery/senpaku-pdf/tsukushi.pdf)
自販機で浦戸諸島行きの切符を購入。
マリンゲート内には被災直後のこの施設の被害状況の写真が飾ってありました。
船で乗ること小一時間。おだやかでポカポカ暖かいです。
島に到着して、上陸しました。
地盤沈下しているため震災以来満潮になると桟橋が海につかってしまいます。
このような仮設の足場でかさ上げされています。
分別されたがれきが袋に入って野積みされています。
島の集落は建物の基礎も撤去されて空き地ばかりになってしまいました。
床上浸水して半壊だった親戚の家はリフォームがほとんど終わっていました。
住めるようになるまでは納屋で暮らしていたとのこと。
お墓に向かう途中で工事車両がひっきりなしに行き来しています。
何をしているかと思ったら、海水につかった田んぼの表土を削って除塩していました。
農道も土を盛って拡幅しています。
ご先祖様のお墓参りしました。
幸いお墓は高台にあるため津波に呑まれることはありませんでした。
まだ復旧していない海沿いの田んぼは塩田のよう・・・。
家の跡地。どこか境界線か全く分かりません。
この集落に唯一残っていたのは火の見櫓だけ。
海沿いでも奇跡的に流されずに済んだところもありました。
家の造りのせいもあるかもしれませんが、津波とがれきの押し寄せる勢いと向きなどにも左右されるのでしょうか。
昔あった小学校跡の校庭には仮設住宅が建っていました。
この仮設住宅、噂通りの寒さ!外壁に天井や壁のパネルが外気温並に低いので結露も凄いそうで。
たとえるならハイエースで車中泊しているときにうっかりボディに触れてしまったときのようです。
新設された携帯電話の基地局。以前の島はNTTドコモしか使えなかったのですが、auも使えるようになっていました。
海沿いにあった牡蠣工場の跡地はがれき処分場と化していました。
木材や金属、プラスチックなどの分別は人間の手でやっているそうで!
帰りの船。島には宿泊施設がないため最終便に乗り遅れるわけにはいきません。
仮設桟橋から乗り込みます。今度また来るからねー。
【3/20(火)】
いわき市内にて宿泊。
朝いわき駅を散策しつつ朝食をとります。
天気が良くて風も強いので花粉が飛ぶ〜。目がしょぼしょぼしてきました。
まずは、常磐炭坑で有名な、いわきの石炭・化石館「ほるる」に来てみました。
恐竜コーナーや石のコーナーがあります。
後半は炭坑のコーナー。エレベータを降りていくと模擬坑道コーナーが。
当時の人形や機械が採掘の様子を再現しています。
なんだか佐渡金山を思い出すなぁ。
映画フラガールのセットも展示されていました。
実はスパリゾートハワイアンズには行ったことがないので近いうちに行きたいなぁ。
この後お昼御飯を食べに小名浜に向かいます。お魚の直売場の「いわき・ら・ら・ミュウ」に立ち寄りましたが駐車場がいっぱいになるほどの盛況ぶりでした。
お昼は市場近くの「みなと食堂」でいくら定食を食べて、今日は後片付けもあるので早めに帰宅しました。
アクアマリン福島行きたかったぞ!
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